子どもとの節分

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子どもとの節分

今日は節分。

子どもとの節分

3番目の長男が鬼のお面を保育園で作ってきました。
赤鬼で目は吊り上げっている結構恐そうなお面です。
「保育園で作ったよ。」と長男は自慢します。

 

「そっか。上手だねえ。保育園で豆まきやった?」と聞くと「やったよ。先生が鬼のお面をかぶって鬼のパンツも履いてきたよ。」

 

長男は生き生きと楽しそうに話します。
「保育園で鬼さんがこわいーって泣いた子いた?」と聞くと「いたよ。鬼が恐いから泣いてたよ。」

 

やっぱり、子どもだなあ。かぶり物でも本物の鬼と思っちゃうんですね。
「じゃあ、お家でも豆まきしようか。」というと長男は「うん。いいよ」と嬉しそうです。
長女次女にも声をかけ。我が家の豆まきが始まりました。

 

長男が作ってきた鬼の面は私がかぶり、子どもたちは「鬼は〜外。福は〜内。」と一斉に掛け声を掛けて、私めがけて豆を投げてきます。
そのうち長女が「お母さんばっかり鬼はかわいそう。鬼はお面だけ置いておけばいいよ。」と言いました。





「優しいなあ。」と言いながら私は窓の下に鬼のお面を置き、子どもたちの方へ行こうとしたその時です。
「あっ痛っ。」私の足は豆を踏んでいました。

 

「痛たたたー」と座り込んで足の裏をなでていると子どもたちが笑っているのです。

 

「お母さん、豆を踏んじゃったわぁ」と言いながら、立とうとすると「豆を拾うよ」と拾い始めてくれたんです。
「ありがと。」と言いながら私も豆を拾い、「歳の数だけ食べるといいんだってぇ」と声をかけました。
子どもたちは3人とも一ケタの年齢なので集めるのも食べるのも簡単。私はというとこれは大変。いっぺんには食べきれないですよね。

 

いつの間にこんなに歳をとっちゃったんだろう。

 

「豆を食べたら、今度は恵方巻食べようね。」

 

と言って私は台所の方へと向かいました。ウチの子達はみんな恵方巻が大好きです。

 

「黙って食べるといいんだって。」
「こっちの方角に体を向けて食べてね。」

 

色々説明しますが、まずウチの子には無理です。
まず、テレビが見たいから体はテレビの方向。1本の恵方巻を最後まで食べ続けるのが無理。
テレビを見るんだから、笑わずにはいられない。

 

こんな風だけどワイワイとテレビを見ながら、楽しく食べてもいいですよねぇ。

 

神様、多目に見てくださいね。
その代わりに私は子供たちがこんなに元気に育ってくれてることに感謝し、これからも健やかに成長してくれるようにとお願いしながら食べました。